川辺仏壇の魅力

伝統と技術の川辺仏壇

希世久川辺工場

川辺仏壇を磨き続ける職人とその技術

薩摩半島中部を流れる万ノ瀬川の源流の一つ、清水川ほとりの崖には約500mに渡って仏像が彫り込まれている「清水磨崖仏群(きよみずまがいぶつぐん)」と呼ばれる史跡があります。川辺地方は古くから仏教の信仰と共に仏壇を製造する技術が磨かれ続けてきました。昭和に入ると7つの分業体制が取られるようになりました。木地、宮殿(くうでん)、彫刻、金具、蒔絵、塗り、仕上げの各部門の職人たちの技術の粋を集め製作された仏壇は、漆も上質なものを使用するなど、材料にもこだわり、細部まで手が入れられ堅牢で価格も手頃です。伝統的な技法が評価され,全国の仏壇産地に先駆けて,昭和50年5月に「国の伝統的工芸品」の産地指定を受けています。有限会社希世久へのご注文をご検討されている方には、製造現場のご見学も実施しておりますので、その目で、確かな技術を見ていただけます。